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KENJI CHIKAMA

Voice

料理の鬼が持った、ワインという金棒。

 いわゆる職人気質の料理人。「20歳から和食をやってまして、その後洋食のお店に移って、6,7年ですかね。その間、お客さまと接したことはまったくなかったですね」

 そもそも、あまり人付き合いは得意ではないほう。とにかく料理の経験を積んで、腕前を上げることに、まっすぐ心が向いていた。「料理の本を見たり、どこかに食べにいったりして、この組み合わせいいんじゃないかな?とか。直感ですよね。自分なりには頑張ってましたけど、今考えると自己満足的ところもあったかもしれません」

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 その後、独立。勢いにまかせて、地元の同級生と一緒にお弁当の宅配事業を始めるものの、うまくいかなかった。「やっぱり、どこか自分ので完結してたんでしょうね。もっといいもの作りたいと思ってはいても、ひとりでは限界がありますし、使えるお金も限られる。だったら、自分でやる必要もないのかなって」

 そんな、デリシャスリンクスとの縁があり、「串平」南池袋店の店長をまかされることに。「経営の実績がなかったので、まずは『一軒、店繁盛させてみてよ』となりまして」

 とはいえ串平は、これまでの裏に厨房があるお店とは勝手が違う、カウンター中心のオープンキッチンスタイル。また串揚げとワインという未知の業態。ただむしろそこに燃えた。「いろんなお店の、違う仕事に関わっていきたいと思っていたので。ワインの知識もまったくなかったので、勉強を始めて」

 そして無事ソムリエの資格を取得できたあたりから、めきっと自信が芽生えた。「もともとは料理をしていればよかった。それ以上のことは、求められてもいなかったんです。ただここに来て変わった一番は、お客さまからもっと信頼されたい、と思うようになったこと。そのために新しい知識や情報を仕入れて、要望に合わせつつ、出したい料理や売りたいワインを提案する。これは料理もできて、ソムリエの資格もあるからこその、自分の武器と思えるようになったんです」

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 そうして、ひとつのステージを乗り越えた今、また新たな目標が見えてきた。「これからは現場で培ってきた経験を生かして、人を育てていきたいですね。感覚ではなく、あくまで理論に思いをのせて

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Profile

/ KENJI CHIKAMA

串平/店長兼料理長

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