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NANA OHSUKA

Voice

自分の料理を作るということ。

 あえてどことは言わないけれど、聞けば誰もが唸る都内の某有名高級ホテル。大須賀は以前、ここの宴会場でウェディングパーティーなどの調理を担当していた。「その日に出すものは決まっているので、時間を逆算して、何百人で仕込みを一気にするんです」。とうぜん、盛り付ける人、ソースを作る人、前菜を作る人、と完全な分業制。「私はそんな器用なほうじゃなくて、コツコツやっていくタイプなので、合っていたと思います。何より料理に集中できますし、いろんなことを教えてもらえる。いい環境でした」

 にもかかわらず、大須賀の頭の中に「転職」という二文字がもたげたのは、ただひとつ「自分の料理を作りたい」という思い。「ずっとクローズキッチンで、お客さんと対することも、まったくなかったんです」

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 とはいえ、まだ迷いながらもサイトをチェックすると「POUND-YA」の求人を発見。なんとなく気になった大須賀は、まずお客さんとして行ってみようと思った。「店に入ろうとすると、中のスタッフの方が先にドアを開けてくれたんです」それが、花嶋だった。

「サービスを受けて、いろんな話をして、本気で転職を考えて、面接をして。すると「『POUND-YA』だけじゃなく『串平』もあるよ、と教えてくれて。考えた末私から『串平」を希望しました」

 串揚げという業態上、また池袋という立地もあり、カジュアルながら「大人のいいお客さんがいる」雰囲気。「常連のお客さんに、メニューも見ずに『何々が食べたいから、あとは適当に頼むよ』と言われることもあるんです」。前職では、言われた通りのレシピをいかに崩さずにできるかがすべて。「今は店長も自由にやらせてくれることもあって、自分で考えて作ることもあるのですが、すごく緊張しますね」と同時に、とてつもない刺激とやりがいも感じている。「食べてもらう人の存在をひしひしと感じますし、料理は好きでやっていたけれど、もっと料理が好きになった。ただ、同時に知識がないとできないことなので、もっと勉強しなきゃとも思います私はまだ新人社員で、見てくれている人たちもいるので、みなさんの胸をお借りしながら」

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 カウンターでお客さんと対話をしながら、常に手も動かすというライブ感のある毎日。「ハッと気づくとパセリを移動させてただけだったという時もありましたけど(笑)、今はすべてが新しい。楽しいんです

Profile

大須賀 なな / NANA OHSUKA

串平/社員

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