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YUUJI NAKAMURA

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神様がくれた大どんでん返し

 全身、心がみなぎっている。その“みなりぎ方”は、お店の端っこまで離れてからでも見て取れる(かもしれない)。中村は「POUND-YA」のリーダーとして、3店舗を取り仕切る責務を担う

「ブランドというものがしっかりとあって、ひとつの意識を持ってメンバーと共有しながら、それがお客さんの笑顔につながっていくこと。みんなが同じ方を向いているのが強みだと思います」

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 と、ポジティブパワー全開の中村だが、実は自身が立ち上げた「POUND-YA吉祥寺店」の前身となるお店をクローズさせてしまったという、過去の苦い経験がある。「メニュー作りから何から、自分で何もかもやってました。ただ同時に、ひとりでお店を作っていくことの限界感じていました」

 そこにデリシャスリンクスが運営に入り「POUND-YA」としての再スタートを切るにあたり、中村も参加。肉を量り売りで提供するスタイルと「大人のスペシャリティ肉食堂」という明快なコンセプトが決まり、花嶋のサポートもあって自身の役割を把握し最大限のパフォーマンスを発揮していくことに注力できた。その甲斐あって、オープン直後から売り上げは順調、やがて押しも押されもせぬ繁盛店、中村との言うところの“ブランド”となった。「空気もぜんぜん変わりますよね。ヒマなお店は、すべてにおいてどうしてもネガティブになってしまう。反面調子がいいと、次のモチベーションにもつながりますし、忙しいけれどネガティブにならない。この体験を直にできたのが、自分にとっての財産だと思います」

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 もともと自身は昔気質の料理人でもあり、全体を俯瞰で見ながらも「料理においてはどうしても真剣になってしまう」という。「調理は、決して作業ではありません。いくらレシピがあっても、作る人間によって味は変わってきます。お皿の上だけですべてが完結するのではなく、そこにかける思いや、何気ない所作ひとつにおいても関係してくる。そんな自分が信じているところは、若いスタッフにも伝えていきたい」

 今心がけているのは、チームプレイの面白さ、強みを活かしながら、アウトプットするものはちゃんと数値化、見える化させること。

「といいつつ、自分自身は感覚的なところもあったりするんですけどね。今のこの状態も、神様がついているからだと思ってますし。昔から絶妙のタイミングでいいことが起きる、運は持ってると思います」

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Profile

中村 祐司 / YUUJI NAKAMURA

听屋 六本木・羽田/店長兼料理長

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