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HIROKAZU KANNO

Voice

オーボエ奏者が恋したワイン。

社内全店のワインに関わる仕事を担う菅野 浩和さんは、もとオーボエ奏者。英才教育で3歳からピアノを始め、中学生で管弦楽部に入り、高校生からオーボエをめざし、やがてプロへ。オケでの演奏会やレッスン講師の仕事もし、もうこのまま音楽一筋に進む……と思いきや!

出会ってしまったのだ。ワインという蠱惑の世界に。662A7673

きっかけは、レストランでアルバイトをした時。「人生で初めてちゃんとしたワインを飲んで。こんな美味しい飲み物が世の中にあるのか!これがワインなんだ!と、感動したんです」

とりわけ「KENZO ESTATE あさつゆ」「ヴァインバック リースリング」。この2種のワインに熱烈な恋ごころを抱き、ひたすらにそれだけを売り続けた。そうしてやがて、言葉が完全に自分のものになった頃。もう1種類、もう1種類と増やし、広げていった。「完全に自分の中に咀嚼して飲み込んでからじゃないと、説得力がない。そう思ったんです」

それは、料理に対する説明も同じこと。「その料理を、自分なりにちゃんと飲み込めているか。主観がしっかりしているか。結局は主観でしかないと思うんです。自分がおすすめして、お客さまに微妙な顔をされる時もある。しかし主観がしっかりしていると、説得力があるんです」

真摯に目の前のものと向きあう姿勢、芯の強さ、探究心。それをひとつひとつ自分のものにしていくセンス。きっと彼は音楽にしても、同じように取り組んできたんだろうなと想像してしまう。

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「音楽をやっていてすごく良かったと思ったのは、テイスティングですね。オーボエをやっていた時、和音をとる(判断する)トレーニングをするんですが、そのおかげでワインの味も、和音のようにとるクセがついている。香りの明るさだったりを、トーンで嗅ぎ分けるんです」

常人には想像もつかない、芸術家ならではのメタな感性で研鑽を磨いたのち、デリシャスリンクスに入社。音楽漬けからワイン漬けの日々に切り替わり、まもなく「サッカパウ」のペアリングを担当するまでになった。

「まさかこんなに早く自分がペアリングをさせてもらえると思っていなかったんですが、いざやるとすごく難しくて。でも面白くて」まずは自分が提示したものを、スーパーバイザーの大越基裕氏が添削、それを月ごとに繰り返していく。「一年くらいになるんですが、最初は半分くらい取っ替えられてたんです。だけど月が経つにつれてできるようになってきて。「ペアリングの合格率、菅ちゃん毎月上がってきてるよね」言われたのは、ほんとうれしかったですね。

されど、ワイン。君の行く道は果てしなく遠い。「前を見たら絶望しそうになるけど、今はとりあえずできることからやっていくしかない。基礎的なところも忘れずに見直しつつ、学びつつ、今は自分の能力を磨き上げることが大事だと思ってます」

だのになぜ~歯をくいしばり~君はゆくのか~そんなにしてまで。©️若者たち

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Profile

菅野 浩和 / HIROKAZU KANNO

サッカパウ/社員
S'ACCAPAU / waiter

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